しばらくずっと擦っていきたい
設定はmoreから~
先輩我々は教令院に入学できる程度の知能はあるけど、カーヴェくんやゼン程の才能はない
カーヴェくんやゼンのキャラストに、天才と凡人には決して埋められない差がある、というようなテキストがあるけれど、先輩我々はその凡人側の人間で決して天才たるカーヴェくんやゼンには追いつけない
凡人は天才は天才同士でしか分かり合えないと勝手に思ってしまうけど、天才は自分と同じ才を他人に求めようとはしていなくて、一緒にいたいと思う人はどれだけ自分という個を見てくれるか?に重きを置くと思っているので、カーヴェくんやゼンにとっては(たとえ我々が自身のちっぽけなプライドを守り、先輩という優位性を失わないように見栄を張っていただけだとしても)彼らの才にばかり目を向け、「天才だから」「自分とは違うから」と「天才」のレッテルを貼り、カーヴェくんやゼンという個を見ない他の人と違って、あくまでただの後輩として彼らを認め、肯定し、可愛がってくれることに信頼と安心を覚えた…とちう流れから懐かれるようになった説を推したい
ここでポイントなのが、先輩♡先輩♡と日を増す事に懐いてくる可愛い後輩ヵくんとゼンとは反対に、先輩我々は懐いてくる後輩を見る度に精神を削っているという点
輝かしい評価と人並外れた存在感を放つ天才が、唯一誰かに甘えて懐いている様はもちろん目立つだろうし、注目される
学術資源や知識、知力に重きを置く教令院で、凡人が天才に懐かれていることを中傷する人はいるだろうし、好奇の目は精神を削るはず
そんな感じで後輩二人と反比例の形で悪化していく精神と、将来的に二人に手を握られて一緒に暮らすことになることも含めて、とにかく二人と感情が交わらない点がとても美味しいシリーズだと思います畳む
二枚目はセリフ無し
泥沼ルートだとヵくんも情緒不安定になるのでお互いぐちゃぐちゃになりますが、ゼンだけは終始冷静かつ平常運転(元々我々の苦悩もわかっていたから)のため、そのうちゼンがヵくんにすこしわるい助言をして、「じゃあ新しく始めよう?もう一度、やり直そう」と我々の望まない形の「理想」の関係性を築こうとするのかも(そして独占と矯正の日々の幕開けが……)














