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新刊に関して届いたらこのメモ内…

新刊に関して届いたらこのメモ内のお知らせ欄には詳細を記載するつもりです
扉絵35枚も書いた し、これ以上ないってくらいのおうち監禁ものを書いた

から、今燃え尽きて絵に走っているところは、ある20251021143027-noanoadim79.png 202510211430271-noanoadim79.png 202510211430272-noanoadim79.png
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メッセージありがとうございまし…

メッセージありがとうございました
以下トリップトークです

主にはトリップしたとして何を犠牲にしても元の世界に帰ろうとして欲しい
でもそれはそれとして、異世界で過ごす一日と元の世界の一日が同じではないかもしれない可能性はあるのではと
とくにgnsnは時間の流れが早いらしいし…逆浦島太郎の可能性もある 異世界で問題なく過ごせているなら、異世界が自分の世界になり得るし、逆に元の世界が異世界になってしまうこともあるのでは?と…
現代日本においては戸籍で個人が管理されている以上、一度でも行方不明または死亡判定されたら生きた幽霊みたいになってしまう(居場所がない)し、家族友人が既に亡くなっていた場合、誰も助けてくれる人がいない 家も借りれない 仕事も見つからない そんな人間が行く場所なんて限られるから、異世界の方が自分の尊厳や人権を守れるのかも……畳む

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小説にも満たない短文はカテゴリ…

小説にも満たない短文はカテゴリ【novel】に収納してあります。
これらの小説は通常投稿には表示されず、カテゴリ検索をして初めて投稿を見ることができます。
今後使用するかは分かりませんが、お試しにいくつかサイトから引っ張ってきて載せてみました。
(カテゴリ検索は下記バーの検索🔎をクリックし、カレンダー上に表示されているカテゴリ欄から該当するものを選んでください)

※掲載した小説は予告なく削除される場合があります
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全部君のせいだ

全部君のせいだ

君のせいで僕はおかしくなったんだ!
 だってその人は優しすぎたから。
 病的なほどに優しすぎたから、わたしはその人からあるものすべてを巻き上げた。
 わたしも生きるのに必死だった。何も持たないわたしが生きていくには、誰かに寄生し、施してもらう他にない。
 けれど、彼は破滅した。借金を背負って、可哀想なわたしより〝可哀想〟な人になってしまった。
 それならもういらない。わたしはわたしを生かすことのできる人を必要としている。お金があって、わたしを守ってくれる人。なればこそ、わたしよりも惨めで哀れな人に用はないのだ。
 だからわたしは彼を捨てた。彼の助けなどいらないと突き放して捨てて、わたしを助けてくれると言った別の人の手に縋った。
 ──それが、彼を狂わせたのだろうか。
「……君のせいだ」
 大きな手がわたしの襟を握りしめ、壁に押し付けた。ぎゅう、と締まる気道にかふりと息苦しさから漏れた声が出る。彼は俯いたまま、絞り出すような声音で叫んだ。
「君のせいで僕の人生滅茶苦茶だ! 僕は君が、君に、君があんなにも僕を必要として、縋って、だから僕は君を助けてあげたくて、あんなに僕を好きだと言ったくせに、なのに君は僕を捨てて、他の男の所に行って、僕は君が憎くて、許せなくて、なのに……」
「か、かーう"ぇ、い、いだ……ぐるじいッ」
「君が憎くて仕方がない! どうにかしてやりたいんだ! 後悔させてやりたいよ、僕がおかしくなったように君もおかしくしてやりたい。でも、でも駄目なんだ、僕は君が好きで、君がどうしようもなく好きで、傷付けたくないとも思う。幸せにしてやりたい、僕が君を幸せに……」




「君のせいだ……全部君のせいだ、こんな感情知らなかった、知りたくなかった、僕は、僕は……」


「……君が僕から離れなければよかったんだ」
畳む
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ワァ!転生した!

ワァ!転生した!

これが噂の悪役令嬢転生ですか!!!!?!?!!????? その日、ディルックは朝から憂鬱だった。
 何故なら、婚約者と顔合わせをする日であったからである。

 婚約者、と一言でいっても、それはディルック自ら望んで結んだ確約ではない。口先ばかりは達者な貴族に半ば無理矢理結ばれた口約束から生じたものであった。ディルックも当然それをやんわりと拒絶はしたし、なかなか相手が諦めてはくれないので最終手段として想う相手がいると虚言を吐いて躱そうとはしたが、しかしそういった言葉が全く通じない話の分からない相手もいる。
 こうなれば直接断るしかないと諦めたディルックは、結局相手貴族の娘と一度面会することにしたというわけである。
 モンドにいる貴族、というものは中々面倒である。
 最も、ラグヴィンドの血を継ぐディルックがそれを言えた訳ではないが、しかし貴族と平民といった身分制から開放されたこのモンドでは、「貴族」という身分に拘る相手はとにかく面倒であった。
 なにせ、プライドが高い。その上、地位や権力に執着し、平民を見下し自分こそが優れているのだと思い込む性質がある。悲しいことに、ディルックが婚約を交わした貴族の家はそういった性分の者が多くいる家であったので、彼は面倒事に時間を割かなければならないその億劫さに憂鬱だったのである。

 だからこそ、ディルックはこの婚約には乗り気ではなかった。
 例えその婚約相手がどんなに美しくとも、どんなに優れた能力を持っていたとしても、その彼女に纏わる幾つもの問題が面倒であったが故に、必ず断るつもりでいたのである。

「フン……貴方がわたくしの婚約者……」

 まるで値踏みするかのようにじろじろと上から下まで眺める視線。自分も貴族の身分ではあるが、こうもあからさまでは思わず溜め息も零れてしまうというものだ。
 ──ああ、やはり彼女もそうなのか。分かっていたことではあったが、想像していた通りの相手であったことに落胆する。ディルックが婚約の破棄をしようと口を開いた時、女が意気揚々と声を上げた。

 ──ディルックはこの時知らなかった。彼が顔を合わせた女が、ただの普通の貴族の女ではないことを。

「いいですわ! 分かりましたわ! これはつまり〝結婚はしてやるが僕には愛する人がいるのでお前と愛し合うことはない〟展開ですのね! おーっほっほっほ! 大歓迎ですわ! NAISEIやってやりますわ~!」
 ──女は、かつてなろうで悪役令嬢ものを読み漁っていた転生者だった。畳む
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セキニシパ~

セキニシパ~

 部屋から出さない。外の世界を見せない。それだけ切り取ればこんな酷い話はねえと言いたくもなるだろうが、好いた女に自分以外見て欲しくないと思う感情は紛れもなく愛だろ?「なんにもできなくたっていいぜ。それはわるいことじゃない」
 わたし、このままじゃいけない気がする。
 そう告げたわたしを嗜めるように、わたしの髪を優しく撫でながら彼がそう呟いた。
「みんな普通にやってることだよ」
「普通なんて誰が判断するんだよ」
「だれって……みんなだよ」
「みんなって誰だ?」
「だ、だれって……たくさんの人」
「いつだってあんたの味方でいる俺より、そんな有象無象が告げる言葉の方を信じるってえのか?」
 まるでわたしがひどい人間であるかのような言い草でそういうものだから、わたしは大慌てで否定する。そんなことない。わたしが生きているのは全部セキのおかげだし、セキがわたしを許してくれたからこの里にいることができているのだ。でも。
「でも、わたし、ずっと、セキの家から出たことないよ」
 最初は療養のため。その次は里のみんなに虐められないようにするため。その次は外の世界に住まうこわい生き物に襲われないようにするため。
 色々や理由を重ねて、わたしは今に至るまで彼の家を出たことがなかった。閉じられた一室、決して狭くはない広い部屋に閉じこったまま、彼の帰りだけを待つ。家の中ならある程度の自由は許されているし、イーブイと呼ばれる愛らしい犬のような生き物が常にわたしのそばにいてくれたから、ひとりぼっちではなかった。わたしが作った料理をうまいうまいと食べてくれるのも、寒い夜に優しく抱き寄せて眠るのも、もちろん嫌だったわけではない。
 でもわたしは外を知らなかった。仕事もしていないし、誰かと交流だってしていない。空から落ちてきたというわたしが、誰かに挨拶のひとつもすることなく閉じこもり、こうして彼におんぶにだっこをしてもらうことは、本来はやってはいけないことなのだ。
 このままじゃいけない。このままじゃ、生きてはいけない。人として大事ななにかを、失ってしまうような気がする。
「それの何がだめだってんだ?」
「え?」
「それを誰が非難する。誰が許さない?」
「え、え」
 ぴくりと片眉を吊り上げながら、冷めた瞳で告げられた言葉にわたしはおどおどと弱い声を漏らした。
 誰が非難する、だとか、誰が許さない、だとか、そういう話ではない気がする。わたしの人間性がおかしくなってしまうような、そういう話なのであって。
「あんたがオレがいないと生きていけないのも、あんたがオレなしだと何もできないのも、ぜんぶオレが望んだことだぜ」
「セ、セキ、なに? こわいよ」
「なら人間なんてやめちまえ。ぜんぶおかしくなっちまえばいい。どうせあんたはこの世界にいなかった人間なんだから、あんた一人が人間じゃなくなったって誰も気付きはしないだろう」
 怖い顔をして、怖い言葉を告げるセキに、わたしのからだは勝手にぶるりと震えた。どうしようもなくなったわたしの頬に手を添えて、教え込むようにセキが告げる。
「なあ、何もわるいことなんてありやしないんだ」畳む
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メッセージありがとうございまし…

メッセージありがとうございました
嬉しいです とても 励みになります

以下謎ネタの話
旅人だけは明確にプレイヤーのことを感知していて、我々と出会った時に「あ!プレイヤーだ!」と気付いた、みたいなかんじ
好感度10に近ければ近い人ほど我々に不思議な親しみを覚える し 気になって仕方なくなる、とかあるといい畳む

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◻️お知らせ

10/12
新刊が出ます(ルムメ愛憎監禁本)
頒布日は未定 たぶん今月末か来月
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